ゆきちの暮らし

30代専業主婦の生活

【北海道地震】震度5弱体験記録

こんにちは、ゆきちです。


今回の北海道地震、亡くなった方や行方不明の方もいらっしゃるようで…言葉が見つかりません。


2018年9月6日、午前3時08分頃。
最大震度7とのことですが、私の住む地域は震度5弱でした。
自身の今後の為にも、その時から今に至るまでを記録していきます。



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Jアラートの地震警報により、これから大きな地震が来ることを知りました。
地震が来る10~15秒ほど前だったと思います。


午前3時すぎ、私は重症妊娠悪阻のため入院中の病室で点滴をしながら寝ていました。
とりあえず布団をかぶりました。


外はまだ真っ暗。


地震は強い横揺れが続くような感じ。
地震の途中で電気が点滅、停電。
(絞ってつけていた調光ダウンライトは、20分間は自家発電でついていました。)


スマホYahoo!ニュースで地震情報が入り確認すると、なんと北海道安平町で震度6強
(後に厚真町で最大震度7を記録していたことが発覚。)


北海道各地の震度情報を見ていると離れて暮らす夫(しかも引っ越し翌日)、実家にいる両親や娘、親戚や友人の安否が心配で仕方なく。


取り急ぎ夫にLINE、母にメールで安否確認。


無事でケガもないということで少し落ち着きつつ、4歳の長女が起きずに寝ていると聞き震度5弱でも起きないのか!と長女のこれからに少し不安。。
でも、まだまだ子供だからね💨


病院では地震がおさまってから5分も経たずして、スタッフが病室のドアを開けにやってきて「大丈夫だった?」と声をかけてくれました。


その後、余震が何度か続き結局眠れず。
そしてその間スタッフたちが、何度も部屋に足を運んでは気にかけてくれて…
心細かったので本当に助かりました。


避難・トイレ用の大きな懐中電灯を持ってきてくれたり、外靴を出しておいてくれたり。


そして朝になり、午前6時すぎ。


この日こちらに会いに来てくれる予定で、高速バスを予約していた夫に状況を改めて確認。
すると、JRは道内全線運転見合せ。
高速バスも運行していない。


さらに職場である物流倉庫に行くと壁が落ちていたり、ガラスや陶器の商品が割れていたり。


とにかく出勤しなければ、という状況で交通うんぬんに関わらずこちらに来ることは中止に。


夫と連絡がとれた後で、近畿地方に住んでいる夫の家族一同とのLINEにて無事を報告。
その後、関東地方に住んでいるとても仲の良い伯母にも報告。


みんな朝起きてテレビで知り、とても心配してくれていました。


この日夫は地震の後出勤し、15:00に帰宅。


あるスーパーの風除室で売店のようにして食糧を売っていたようで、行列に並びなんとか調達できたようです。
それにしてもカップラーメンが200円もしたとか。た…高い…💦


引っ越したばかりで落ち着いていないし、冷蔵庫もほぼ空にしてきてて食糧もないし…バタバタとかわいそうな1日でした。


一方私の方は、断水になったとのことで朝から病院で備蓄していた飲料水をいただきました。
その後、貯水タンクの水が切れるとトイレの水が流れなくなるとのこと。


幸い今のところトイレは使えています。


妊娠中かつ点滴しているとトイレが近くなるし悪阻がひどく長い距離を歩けず、中央のトイレに行くとなると車イスになってしまうので個室のトイレが使えてとても助かっています。


たしか夕方ぐらいからかな?
インターネットが使えなくなりました。


LINEもメールも電話もできず、インターネットで情報を得ることもできず。困りました。


スタッフの方に状況をおしえてもらったり、実家ではラジオを聞いていたのでお見舞いに来てくれたときに情報をもらったり。


その日は夜20:30くらいに真っ暗な中寝ました。


翌日起きたのは6時前。
自家発電の機械が部屋の外、真横にあり大きめな機械音が鳴っていましたが…
何故かぐっすり眠れたようで。


6時すぎに夫に状況を聞こうとLINEしてみると、送らさりました。


でも返事がなく、疲れて寝ているだけだと自分に言い聞かせました。
しかし、やはり心配になり7:30頃電話してみるとすでに職場で作業中だったようで。よかった~💦


今日は午前3時に起きて出勤したようです。
というのも、昨日は疲れて夕方17時には寝ちゃったとのこと。夫もぐっすり。


18:00現在、まだ帰ってきていないみたいです。
今日も無事に帰って来ることを祈ります。


地震発生直後、停電は道内で約295万戸とのことでした。
現在は、復旧した地域も多いようで今日中に約55万戸にまで減るようです。


とはいっても、こちらはまだ停電と断水が続いています。そして余震もあります…💦


私はまだいいのですが、特に産後のお母さん達は赤ちゃんを抱えての停電・断水は大変なことと思います。


実家は断水はなかったものの電気はまだ復旧していないようですが、祖母の家と兄の家は電気も水道も復旧したそうです。
同じ地域なんですが、状況にバラつきがあります。


産後のお母さんや赤ちゃん達の為にも、産院は早くに復旧させてほしいです。


とは言いつつ、復旧作業も大変だと思います。
全力でやってくれているからここまで復旧しているんだと思います。
ただ、優先順位は考えてほしいなとも感じてしまいました。


今回の地震での被害

土砂崩れ(死者、行方不明者が出ています)
怪我人多数
停電、道内で約295万戸
信号が消えた
道路陥没
液状化
断水
食糧調達が困難
JR北海道全線運休
札幌市地下鉄運休
バス運休
新幹線運休
新千歳空港に被害があり、飛行機も飛ばず



1日も早い復興を祈りつつ…
今日も穏やかに眠れますように。





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もしも地震のときに家にいたとしたら…
できることを調べてみたので、自分用にメモしておきます。


地震が起こったら、まず身の安全を確保する!!

クッションなどで頭を保護し丈夫な机の下など安全な場所に避難。
外には出ない。


地震がおさまってからやること

①ガスコンロの火がついていたら消す。元栓をしめる。

②避難経路確保のため、部屋のドアを開ける。

③避難用のリュックや外靴、ヘルメット、貴重品、充電器の準備。

④お風呂にお水をためる。備蓄していた食糧、飲料水を出して配分を確認。

⑤停電の際はブレーカーを落とす。

⑥震度など状況がわかり次第各方面へ安否確認と親戚へ無事の報告。

⑦ご飯を炊いたり、準備しておく。

⑧洗濯をしておく。

スマホの充電。

⑩トイレットペーパーや電池のストックを確認。

⑪停電になったら冷凍品や冷蔵庫の中の悪くなりそうなものを、夕方にバーベキューで消費!




ちなみに18:15現在、なんと電気が復旧しました!!
やっと…😢


こうして少しずつ復旧していくんですね。


被災された皆さま、色々不便が多かったり食糧の心配があったり大変かと思います。


恐く苦しい思いをして亡くなられた方や大切な人を亡くされた方、怪我をされた方、安否不明の方…
胸が痛みます。


まだ余震の可能性があるようなので、復旧作業に励んでくださっている方には二次災害の無いように、

被災された方には1日も早く落ち着いた日常を送れるよう祈っています。