ゆきちの暮らし

30代専業主婦の生活

18w子宮内胎児死亡 処置、出産、供養の仕方④

こんにちは、ゆきちです。



今回はなかなか取りかかることができずにいた、死産のことと、入院中に行った供養(思い出づくり)の仕方についての記録です。


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11/2(金) =退院の日=

ぐっすり眠れるかと思ったのにそうでもなくて、2回も薬を飲んでしまった。

朝6:30頃
硬膜外麻酔がなくなり、看護師さんの手によりスイッチをoffに。

8:30頃
退院の決定を左右するであろう採血をし、9時前頃産婦人科の先生が麻酔のカテーテルを抜いてくれた。

11時頃
精神科の先生が中心静脈のカテーテルを抜いてくれた。
糸が残って少し心配していましたが、4日後に無事毛抜きで抜けました。痛みゼロ。ホッ

12:45頃
診察があり、経膣エコーで胎盤の残り状況を確認。
採血の結果ともに問題なし。


退院決定。


次回は12月中旬に再度、死因の検査結果を聞きにくる予定。


13:30頃
昼食をとり、その後片付け開始。

私、14~15時半までお昼寝。


15時
私の寝ている間に、夫がササッとお会計してくれていた。
できる男、夫。


その後片付け再開。


17:47
病院出発。

退院時に受け取ったもの、死亡届けと薬。

そして大切な、小さな小さな赤ちゃん。


19:08
帰宅。
ムーミン安置。
荷物搬入。
ムーミンなむなむ。

晩御飯、シャワー


21:15
みっちゃんに「ムーミンのお誕生日」という絵本を読み聞かせ。
絵本はたまたま数年前に購入してました。


22:30就寝。


※この日、お通夜をする予定でしたが、時間が遅くなってしまったので中止となりました。
事前に、遅くなった場合は無理をしないという話をしていたので、勇気を出して決断できました。


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私たち夫婦が入院中にムーミン(死産の赤ちゃん)にしてあげられた、わずかな供養(家族の思い出)についてです。
果たして供養と言っていいのかわかりませんが…。
うーん、供養というより、思い出づくりかも。
以下の5点です。


①へその緒

ムーミンのへその緒を分けてもらいました。
あれば、爪や髪の毛もお願いしたかったのですが、まだ伸びていなかったのでへその緒のみいただきました。


②赤ちゃんの写真

産まれたばかりの、ムーミンの写真を撮りました。
亡くなっている状態なので、写真を撮るのは躊躇われたし、夫婦でとっても悩みました。
最後の最後まで悩んで、「亡くなっているけど、大切な家族だし、今を逃すと一度も写真が撮れない。」という状況だったので、意を決して撮らせてもらうことにしました。

夫が撮ってくれました。
私はその時、赤ちゃんを見てあげることすらままならない状態だったので、今後いつか気持ちの整理ができたら見せてもらいたいなと思っています。


母子手帳に記入してもらう
身長、体重など、記入していただける限り、お願いしました。

そして、へその緒、写真、エコー写真などと一緒に思い出BOXに大事に保管しています。


④おくるみ

産まれたあと、おくるみでくるんであげたかったので、助産師さんと相談したところ、白いガーゼのような布のようなものでおくるみの様にしてくれることになりました。


⑤抱っこしながら家族だけで過ごす

赤ちゃんはシルバーのトレイに入って、ガーゼで包まれていました。
直接は抱っこできなかったけど、トレイごと抱きかかえて少しの間、夫と私とムーミンの3人で過ごせました。
かけがえのないひと時を過ごさせていただきました。




この他、希望したけど、叶わなかったこともありました。

①手形・足型をとる
②お風呂に入れてあげる
③おむつを替えてあげる
④服を着せてあげる


上記4点は、18wとまだ小さかったことや、お腹の中で亡くなってから数日経過してしまっていたことで叶いませんでした。

色々な制約があり、望んだ供養が全てできた訳ではないのですが、少しでも家族としての思い出を作ることができて良かったです。
お忙しい中でもムーミンの事を考えてくださった助産師さん、看護師さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

この気持ちムーミンにも伝わってるといいな~

なんて書いてると、思い出して涙が出てきます。
少しずつ、前を向こう。